.NETは危険な香り

「今度の開発は.NETでやることになりそうだ」 「しかも、C#.NETらしいぞ」 こんな会話がちらほらと、ようやく私の周りでも聞けるようになりました。 おぉ、ようやくオブジェクト指向を採用する気になったか!と、私には 嬉しい限りなのですが、本当に導入し…

少しずつ理解してきました。

相変わらず、この本を読んでいるのです。 とはいっても、すでに3回目です。 この本は読めば読むほど理解が深まって良いです。 本の例について自分なりにモデリングしてみたりすると、またそこで 疑問がでて、本を読んで納得する。なんて日々を送っていました…

UMLモデリングの本質

ロバストネス分析はとてもわかりやすかったのですが、 ドメイン分析ができるようになったわけではないですよね。 名詞抽出法はイヤだけれど、どうにかならんかいな、と思って この本を買ってみました。 最後まではまだ読んでいないのですが、これ、最高です…

ロバストネス分析をしたからといって。

ロバストネス分析は、あくまでも問題領域から解決領域へドメインモデルを 洗練するためにあるものなので、ロバストネス図だけ作っても 意味がないのでした・・・。でも、ロバストネス図を作る方がドメインモデル図を書くよりも圧倒的に 書きやすいです。ロバ…

ドメイン分析をしてみる。

よくある例として、図書館を取り上げてみます。 次のようなユースケースがざっと考えられます。 図書を登録する(司書のみ) 図書の場所を調べる 図書の在庫を調べる 図書の貸し出しをする(司書のみ) 図書の返却をする(司書のみ) 図書の場所を登録する(…

ドメインモデルはER図と同じ?

この本を読んでみました。 「ユースケース入門―ユーザマニュアルからプログラムを作る」 ちっとも入門書ではないことも、ICONIXという開発プロセスの説明で あるという題名に偽り有りの本であることはわかっていました。 開発プロセスの具体的な適用方法を体…

名詞抽出法はイヤだ

オブジェクト指向での最大の難関はクラス抽出です。 他人事じゃありません。苦しんでいます。Javaを勉強した。.NETを勉強した。クラスを宣言したり、 オブジェクトを生成したりできるようになった。 本に書いてあることは一通り理解して、使えるようになった…

クラスの抽出なんですが。

ドメイン分析についてまとめてみたのですが、そもそも名詞抽出法、動詞抽出法 が気に入りません。ものすごくアバウトじゃないですか。 クラス抽出は、慣れるとこのどちらの方法も使わないでできるようになる、という 人もいるのでしょうが、それは小さいシス…

ドメインモデル

オブジェクト指向設計では問題領域と解決領域という言葉が あり、問題領域についてモデリングされたモデルのことを ドメインモデルというらしいです。 ドメインモデルというのは現実世界をそのままモデリングする ことなので、再利用が可能なモデルなわけで…